№5夏の終わりだからこそ“コラーゲン”のことを考える!

天気予報で秋雨前線と言う言葉を聞くようになりました。もう季節の変わり目です。そんな季節の変わり目を感じ始めたら肌の状態にも目を向けてみましょう。

夏の肌の環境は、以前にも記事にしましたが紫外線や汗、エアコンの冷房など肌にとっては厳しい環境を過ごした肌、さらに過酷な冬になる前に少しずつ冬の環境に絶える肌づくりを意識します。

夏を過ごした肌で特に意識したいのは、何と言っても“コラーゲン”。コラーゲンはプルプル美肌の条件の代名詞となっていますが、肌のハリを保つ重要な成分ですね。
このコラーゲンは、紫外線によって傷ついてしまっています。それはもしかしたら思っているより重要なことかもしれません。ぜひコラーゲンのことを知って適切な対応を心掛けると良いと思いますのでコラーゲンについて、またその対応についてご紹介したいと思います。

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さて、その“コラーゲン”皮膚では、真皮(しんぴ)と言うところに存在しています。
真皮は肌の土台と言われていて肌のハリと弾力を作り出しているところです。皮膚は外気と触れている外側からの皮膚の「表皮」と言う層と次の層の「真皮」の厚さは合わせて約1.8mmです。表皮の厚さが0.2mm程度ですから、真皮の厚さは1.6mmあることになりますね。やはり皮膚にとってはボリュームある土台ということになります。

真皮の構造のおおよそ90%は“コラーゲン”が占めていて、他には“エラスチン”が3~5%ほど、その他“基質”と言われるヒアルロン酸やホルモン物質などを抱えこんだゼリー状の「水分」で満たされています。そしてこの真皮にはこれらを産生する言わばお母さんの役目をしている「線維芽細胞」が点在していて、コラーゲンやエラスチン、基質を産みだしたり、不要物を処理したりとまさに働き者の母親のような働きをしています。

ここでは、美肌の条件の一つに「肌にハリや弾力があること」があげられる、真皮の“コラーゲン”に注目しますが、まずコラーゲンは何からできているか?それはアミノ酸です。実態はアミノ酸が鎖状に繋がって三つ編みのように絡み合って一つの線維を形づくっています。したがってコラーゲンは結果タンパク質なのです。このコラーゲンは肌のプルっとしたハリを産み出していますが、そのハリがなくなる要因の一つはコラーゲンの減少です。

皮膚構造図

コラーゲンの減少と糖化は肌の老化を促進する

コラーゲンが自然な加齢で減少する量は60歳くらいで20歳くらいと比べると10%程度減少すると言われていますが、これは紫外線などの影響を受けていない場合で、紫外線の影響を受けた場合は相当加速して減少します。前職で実際の人のコラーゲンの写真を見ましたが若い時にアウトドア派の方であまりUVケアをしなかった方は上記の2~3倍と思えるほどの減りようでスカスカのコラーゲン写真にビックリしたことを鮮明に覚えています。

このコラーゲン量の減少の原因は、真皮が紫外線を浴びた結果活性酸素が発生しそれがコラーゲン線維を傷つけ切断することで、正常な構造を壊してしまうからなのです。

そして、肌のハリがなくなる原因のもう一つは、加齢とともにその質が変わりコラーゲンが劣化して機能が発揮できなくなることだと言うことも分かっています。いわゆる「コラーゲンの糖化」です。

コラーゲンの糖化は、AGEと言ってコラーゲンがタンパク質であることから糖が結びついてしまうこと。コラーゲンの糖化は、かなり研究が進んでいて身体や脳の老化と言う視点では肌だけでない老化予防では重要な現象だということが分かっています。研究ではこのコラーゲンの糖化はブドウ糖の糖ですから、食べ物の影響で特に糖が過熱されることで起きるのも原因です。

昨今タンパク質と糖が熱により結びつかないローフドや低温調理などが流行っているのはそんな理由からでもあるのです。AGEについては、また別に記事にしたいと思いますが、肌にとって糖化コラーゲンは、もろく弱くハリを保つ機能を果たさない状態になってしまいます。こちらも前職で糖化したコラーゲンを見ましたがみるからに丈夫なコラーゲンとは様子がまったく違いコラーゲンとコラーゲンがくっついて固いイッメージに驚いたものでした。

このコラーゲンの糖化を引き起こすのは、食事が原因ではあるもののストレスややはり紫外線が影響して蓄積することも分かっているのです。本当に紫外線はいつものごとく肌にとっては悪者です!

コラーゲンをケアする美容

真皮のコラーゲンは紫外線によって活性酸素が発生し、傷つき切断されたりなどのダメージや、糖化などやっかいな現象が発生するのですが、日常でできるコラーゲンケアも美容のために取り入れてみると良いと思いますよ。
ポイントは2つ。

一つは、活性酸素の除去。
積極的にビタミンCの摂取を心掛けましょう。ビタミンCはコラーゲンとの相性は非常に良く水にも溶けやすく、コラーゲンと一緒に摂れば紫外線のダメージを最小限に抑えることができます。
もう一つはコラーゲンを摂るということですね!

まず、活性酸素とは、呼吸から取り入れた酸素の2%ほどが体内に入ってきたウイルスや最近などを攻撃するために備わってしまった体内の防御機能・・・本来は必要な機能だったのです。
でも活性酸素は細胞を酸化させてしまう厄介な代物です。その活性酸素が現代の環境では2%どころかどんどん増える環境になってしまい今では健康な細胞まで酸化させてしまい老化が促進されてしまう状態になってしまったのです。

一方、体内には酸化を防止する力も備わっています。それはSOD(スーパーオキサイドディスターゼ)という抗酸化酵素です。しかしこのSODも残念ながら40代くらいから活性する力が衰えてくるので、結果的には活性酸素を除去するものや抗酸化効果のあるものを体外から取り入れる必要があるのです。

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目に見えない酸化と戦うことが美肌を保つ鍵

抗酸化効果が高い成分としては、今ではポリフェノールやトマトのリコピンなど話題の成分も多いのですが、実はビタミンCはコラーゲンとは相性が良く、健康や老化を防ぐことにも大変効率の良い成分と言え、今さらながら信頼のおけるビタミンと言えもっと手軽に摂ることをお勧めしたいです。
実はあなどれないビタミンC

ビタミンCは人の体では合成できませんが、貯蔵することができるのです。1日45mg摂る成人で1500mgほどは貯蔵されているのですが、それは脳下垂体や副腎、脳や目の水晶体、肝臓などに集中して貯蔵されるようです。それらは全て酸化しやすいところなのが大変興味深く例えば目の水晶体はい紫外線を多く浴びるところで、活性酸素が発生しやすくそのままでは酸化して白内障のリスクが高くなるのをビタミンCが作用して活性酸素を除去していると言うからビタミンCの働きに感謝という感じです。もちろん美白にも有効な成分であることも間違いありません。

また、コラーゲンが生成される時に必要な成分が実はビタミンCと言うのはかなり古い時代から知られていた事実なのです。ちなみに現在厚労省が推奨しているビタミンCの1日の摂取量は100mgです。

栄養素で100mgと言われても中々ピンと来ないのは私だけでしょうか(笑)
例えば、ビタミンCと言うと身近にあるものだとキウイや苺、レモンでしょうか?
キウイだと1個食べると70mg程度が摂取できるようです。苺だと1個に6mgほど
16個ほど食べるとほぼ1日の摂取量がとれますね。
レモンだと果汁30mL(大匙2)で15mgほど摂れるようです。そうそうアセロラはなんと1粒に102mgも含有しているのです。生のアセロラは中々手に入りませんから冷凍などみつけたらそのまま食べるのが良いようです。
ビタミンCは蓄積されると書きましたが、その蓄積力も年齢を重ねることで衰えるようです。もっとも年齢を重ねると食べる量も減りますから気を付けたいところですね。

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食べるコラーゲンの最新情報

そしてコラーゲン。最近の研究でコラーゲンは口から摂ってもコラーゲンの産生に利用されることが分かってきたようです。
通常口から摂る物はアミラーゼという消化酵素でアミノ酸まで分解されますが、食物のコラーゲンもアミノ酸やプロリンというコラーゲン産生に必要な栄養素を多く含んでいることから食べものでもコラーゲンを摂ると効率的でもあるようです。

ところで1日に必要なコラーゲンの量は、5,000mg~10,000mgと言いますが厚労省の発表では平均摂取量は1900mg程度だと言いますからかなり少ないのが実態のようです。

ちなみに、コラーゲンを多く含む食品は(100g中)身近なところでは鶏の手羽先に1,550mg
牛スジ(4,980mg)や白モツ(3,080mg)私は身近ではありませんがフカヒレはなんと(9,920mg)もあるそうです。魚ではサケで皮の付近に(2,410mg)うなぎのかば焼きで(5,530mg)サンマも皮ごとで(2,230mg)あるそうです。いかがですか秋に美味しいサンマあたりをさっそく食してみたいものです(笑)

どうですかビタミンCとコラーゲンこの2つは食べ物から摂取することも大切ですが、中々栄養管理って私は上手くできないことが多いのです。しかもコラーゲンを1日5,000mg摂るのも厳しいのが現実でしょうか・・・また年齢によって体の機能が衰えることを考えるとサプリメントやドリンクなどを上手く利用するのも手だと思います。

ちなみに私は、ビタミンC100mgはもちろん肌に必要な栄養成分がタップリ入った美容特許成分配合の資生堂のザ・コラーゲンドリンクVを飲んでいます。資生堂ザ・コラーゲンのwebサイトはコチラご参考までに!
安全安心の原材料で飲みやすくカロリーも控えめなのでとってもお勧めです。

そしてスキンケアのポントでも、意識することは同じです。冬を迎えるまでにコラーゲンのケアを積極的に行ってください。肌のハリの低下が気になり始めている方は特にコラーゲンのダメージを早く回復することが重要になります。多くの保湿クリームには真皮に働きかけるような機能が期待できる成分が配合されていますので、そろそろクリームを使い始めてはいかがでしょう。

またこの時期はマスクもできるだけ頻繁に行うのもお勧めです。マスクを勝負時に使う方も多いようですが、美白機能や保湿メンテナンス機能を持ったマスクを1週間に2回を徹底すること。

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そして何より実はビタミンCやコラーゲンなどの栄養素を摂取した場合は血行を促すマッサージをすると血中も含めて皮膚のすみずみにそれらの作用がいきわたりますのでこの時期から特にお勧めの美容法でもあります。

まとめると、紫外線を多く浴びたた肌のコラーゲンダメージを早く回復させるには、この
時期集中してビタミンCやコラーゲンを摂取すること。サプリメントは有効!
またスキンケアでは夏の間クリームをお休みしていた方はそろそろ開始。そしてマッサージとマスクを意識して行ってみてください。
肌や皮膚のお手入れは気がついた時から始めてくださいね。幾つになっても遅い事はありませんよ^^